文化紹介#01: カルトナージュについて

Qu’est ce que le Cartonnage?

カルトナージュはフランスの伝統的な手工芸で、厚紙(カートン)に紙や布を貼り付けて箱や小物を作ります。フォトフレームやアクセサリーケース、時には家具の装飾にも用いられます。

 

カルトナージュの歴史

カルトナージュの技法は、古代エジプトでミイラの覆い(麻布やパピルスを重ねたもの)が作られていたことに類似した技術があると言われていますが、現代のフランスのカルトナージュは18〜19世紀に発展しました。19世紀半ばにはフランスで、紙製の箱や容器がさまざまな用途に使われるようになり、その中には繊細な布や紙を使った装飾的なものも含まれていました。

日本や中国から輸入された蚕の卵を湿度調整しながら運ぶために専用の紙箱が作られたという説もあります。
高級な布や紙の発展とともにカルトナージュは進化し、贈答品や装飾品として世界中で愛されています。

 

 

現在のカルトナージュ

現在も職人によるカルトナージュ作品が販売されており、趣味としても世界中で人気です。日本にも多くの教室があり、初心者でも気軽に楽しめる手工芸です。

カルトナージュを始めてみよう!

布と厚紙があれば簡単に箱を作ることができます。身近な材料として牛乳パックを再利用した作品も人気です。インターネットには作り方の動画や記事がたくさんあるので、ぜひ挑戦してみてください!

 

 

 

<参考文献>