海外研修(語学研修)
海外研修はひとことで言えば、春と夏に参加可能な短期留学です。授業時間は60時間以上で、場所・時間・フライト・ステイ方法・授業後のアクティビティなど柔軟に組むことが可能です。研修に参加して一定の条件を満たした人は、次の学期に履修申告することによって2単位あるいは4単位取得できます。学習レベルにかかわらず、原則として希望の時期に履修でき、たいていの場合、研修地でのホームステイが可能です。
研修地として認めているのは次の場所です。
- フランシュ=コンテ大学の応用言語センター(CLA)@ブザンソン市
- クレルモン・フェラン大学付属語学教育機関 カヴィーラム(CAVILAM)@ヴィシー市
- グルノーブル大学
- アリアンス・フランセーズの学校@ルーアン市、ボルドー市、マルセイユ市
その他メモ
- 直近の例であれば、夏季海外研修説明会の資料(2019年5月30日)が参考になります。
- 敷居が高く感じられるかもしれませんが、既に海外研修を終えた先輩も多くいて相談に乗ってもらえるので是非検討してみてください。
塾派遣留学
長期休暇に語学研修へ行くだけでなく、塾派遣にも積極的に挑戦しています。語学研修が充実しているSFCからは、毎年多くの学生が交換留学の選抜にも合格して、1年間の留学をする先輩もいます。
リヨン第3大学
リヨン第3大学に1年間の派遣交換留学に行ってきました。フランス語は、SFCに入った1年生の春学期から始め、インテンシブ1~4、そしてスキルへとつながるSFCの言語教育システムのもと文法力や会話力を身につけていたので、語学力には自信をもって留学しました。留学先ではフランス語文法や翻訳の授業のほか、専門の社会学関連の授業を履修し、中にはもちろんついて行くのが大変な授業もありましたが、現地の学生に助けてもらいながら勉強しました(日本語学科があり、日本語を学んでいる生徒がいたのも大きかったです)。大学では小熊英二研究会に所属し、環境問題と社会運動、特にヨーロッパで活躍している緑の党について研究しており、フランスでは課外でも、緑の党系列の学生団体を対象にフィールドワークも行いました。そこで見たこと、わかったことを卒論に活かそうと思っています。残りの学生生活では、フランス語などの語学力のさらなる向上を目指し、卒業後は語学を生かした仕事をしたいと考えています。フランス語を通して多くの人と出会い、様々な経験をすることができました。これを読んでいるあなたも、フランス語を始めてみませんか。(2011年春入学 Y.M)
トゥールーズ社会科学大学
留学前のフランス語学習歴:
海外に住んだ経験は一切なし
1年生:春学期にインテンシブ1、秋学期にインテンシブ2を履修、その後の春休みに1か月間ルーアンでの語学研修に参加
2年生:春学期にインテンシブ3、秋学期にインテンシブ4を履修
3年生:春学期にスキルを3つ履修、秋学期より留学 私が留学していたトゥールーズという町には3つの大学の他に様々な分野の専門学校があり、色々な学生・留学生と知り合え、日常生活に必要なものは大学の近くに集まっていてとても過ごしやすいです。私が学んでいた法学部の日本人学生は慶應からの派遣生のみで、仲の良い留学生同士でも英語ではなくフランス語を使おうという雰囲気があったので、語学を学ぶにも良い環境だったと思います。
留学をして自分などがやっていかれるのかどうか、応募すること自体をずっと悩んでいましたが、「留学出来ない理由を探すくらいなら挑戦してみるべき、方法はいくらでもある」という先輩の言葉を思い出し挑戦しました。留学先では、フランス語のレベルも、留学の動機も本当に皆様々。日本にいる時以上に、自分を人と比べてもきりがないなと感じました。
人によっては、日本で学んでいたこととは少し違うことを留学先で学ぶことになったり、同じ勉強でもやり方が全然違ったり、苦労することは日本にいるときより多いかもしれませんが、自分なりの目的意識をその都度確認しながら過ごす経験は、留学に挑戦したからこそ得られたものの一つです。今後も、フランス語への興味、他の分野への興味とやりたい事・出来ることをいかに関連させられそうか、考え続けていきたいと思います。(2010年春入学 M.N)
海外に住んだ経験は一切なし
1年生:春学期にインテンシブ1、秋学期にインテンシブ2を履修、その後の春休みに1か月間ルーアンでの語学研修に参加
2年生:春学期にインテンシブ3、秋学期にインテンシブ4を履修
3年生:春学期にスキルを3つ履修、秋学期より留学 私が留学していたトゥールーズという町には3つの大学の他に様々な分野の専門学校があり、色々な学生・留学生と知り合え、日常生活に必要なものは大学の近くに集まっていてとても過ごしやすいです。私が学んでいた法学部の日本人学生は慶應からの派遣生のみで、仲の良い留学生同士でも英語ではなくフランス語を使おうという雰囲気があったので、語学を学ぶにも良い環境だったと思います。
留学をして自分などがやっていかれるのかどうか、応募すること自体をずっと悩んでいましたが、「留学出来ない理由を探すくらいなら挑戦してみるべき、方法はいくらでもある」という先輩の言葉を思い出し挑戦しました。留学先では、フランス語のレベルも、留学の動機も本当に皆様々。日本にいる時以上に、自分を人と比べてもきりがないなと感じました。
人によっては、日本で学んでいたこととは少し違うことを留学先で学ぶことになったり、同じ勉強でもやり方が全然違ったり、苦労することは日本にいるときより多いかもしれませんが、自分なりの目的意識をその都度確認しながら過ごす経験は、留学に挑戦したからこそ得られたものの一つです。今後も、フランス語への興味、他の分野への興味とやりたい事・出来ることをいかに関連させられそうか、考え続けていきたいと思います。(2010年春入学 M.N)