海外研修とは
海外研修はひとことで言えば、春と夏に参加可能な短期留学です!
授業時間は60時間以上で、場所・時間・フライト・ステイ方法・授業後のアクティビティなど柔軟に組むことが可能です。研修に参加して一定の条件を満たした人は、次の学期に履修申告することによって2単位あるいは4単位取得できます。学習レベルにかかわらず、原則として希望の時期に履修できます。また、研修地ではホームステイをおすすめしています!
研修地
研修地は時期によって選択肢が変動しますが、主に研修地として行くことができる場所は以下の通りです!
ルーアン(Rouen)
アリアンス・フランセーズ・ノルマンディー
ヴィシー(Vichy)
CAVILAM
経験者の声
これまでにフランス語海外研修に参加した学生に、インタビューを行いました!
学校の様子、現地での過ごし方など、ぜひ参考にしてください🙌
Q.海外研修に参加したきっかけは?
私は、SFCで1からフランス語を学んだので、
1年の締めくくりとして、語学研修へ行きました。

Q.研修先の街の雰囲気は?
私が過ごしたルーアンという町は、フランスの北部、ノルマンディー地方にあります。 パリから、特急電車で1時間30分ぐらいの距離です。 ルーアンは、中世の雰囲気が残る落ち着きがあって、木組みの家も可愛いらしく、パリに比べると治安も良くて、街の人も優しかったです。 町中には、数多くの教会があって、語学学校にいても、ホームステイ先のお家にいても、30分に1回は、教会の鐘の音が聴こえてきます。 その音色が心地よくて、非日常的な優雅さに包まれながら、暮らしていました。
Q.語学学校の雰囲気は?
私のクラスには13人ぐらいの受講生がいました。 メンバーは、多様で、アメリカ・インド・トルコ・シリア・ブラジル・ウクライナの方がいらっしゃいました。皆さんお仕事をしながら、フランス語を学習しているとのことでした。事前にテストを受けて、クラスが決まったはずですが、皆さん、私より断然フランス語を理解している状況で、最初の頃は戸惑いもありましたが、語学学校の先生や、SFCの先輩方に助けてもらいながら、同期とも協力して授業を乗り切りました。
【1日のスケジュール】
7:00 起床
8:00 朝食
8:30 家を出る
9:00 学校開始
11:00 休憩
13:00 学校終了
13:30 昼食
15:00 市内散策
17:00 帰宅
19:00 夕食
20:00 宿題
24:00 就寝

Q.休みの日は何をしていましたか?
ルーアンから電車に乗って行ける場所に観光しに行くことができる、ヴェルノン、パリ、ルアーブル、ディエップと4つの都市を訪れました。
ヴェルノンではクロード・モネの『睡蓮』を鑑賞することが目的で訪れました。
ここは、観光客が見当たらず、地元の人しかいないような、のどかな町でした。
セーヌ川も流れていて、緑が多く、街並みも物語に出てくるみたいで、素敵な時間が過ごせました。
パリでは、語学学校のクラスが同じ5人で、クロワッサンの食べ歩きをしました。3つのブーランジェリーでクロワッサンを食べて、それぞれどのクロワッサンが好きか話しました。その後は、ポンピドゥーセンターやオルセー美術館、凱旋門を観に行き、非常に充実した1日になりました。
ルアーブルでもクロード・モネの『睡蓮』を鑑賞をし、その後、街散策をしました。
ディエップには、友達のホストファミリーがドライブに連れて行ってくれました。海岸沿いの街で、イギリス海峡に面しているので、この向こうにイギリスがあるんだ~とイメージを膨らませました。
Q.海外研修で楽しかったこと・苦戦したことはなんですか?
研修に一緒に参加した仲間たちとご飯を食べたり、観光をしたり、週末にお出かけをしたことが楽しかったです。
ホストファミリーのおばあさんは、おしゃべりをすることが大好きで、毎日、夕食後に、今日の出来事を話す歓談タイムがありました。でも、おばあさんはフランス語しか話せないので、最初の数日は、どうしても一方通行のコミュニケーションになってしまいました。それだと、自分のためにならないと思って、分からない単語は、質問する形に変えて、文法にとらわれすぎず、私からも積極的に話すように心がけました。
そうすると、おばあさんも面倒がらずに、快く単語の意味や、正しい言い回しを教えてくれたり、発音を直してくれたりして、会話が弾むようになりました。
歓談タイムは勉強になりましたし、おばあさんには、滞在中、良くしていただきました。

Q.研修前後で変化はありましたか?
文法を気にせず、伝えたいと思い、身振り手振りを加えながら会話をすると意外にも通じること、積極的になることを学びました。
ルーアンに着いた当初は、そこまでの語学力もありませんでしたが、私のホストファミリーは、フランス語しか話せませんでした。最初の方は、相手の言っている意味も確実に分からず、自分も言いたいことが言えているのか不安でした。しかし、これでは自分の語学力が伸びないと思い、知っている単語や身振り手振りを使ってなんとか伝えようとしました。そのようにしたら、ホストファミリーも理解してくれようと努めてくれました。また、分からないことがあったらそれをすぐ様聞くようにすると、前より会話が続くことも学びました。
自分で語学力や文法が合っていないかもなど気にして話すことに怖気づくのではなく、積極的に会話をするという気持ちが大切だと学びました。
Q.最後に一言!
もし、語学研修に行こうかどうか、迷っている方がいらしたら、フランス語のモチベーションアップにもつながりますし、ぜひお勧めしたいです!
何か質問がありましたら、どうぞ、お気軽にフラ研にいらしてください!!
Q.海外研修に参加したきっかけは?
当時はインテンシブ2を終えたばかりだったのですが、授業も楽しくとてもフランス語学習のモチベーションが高かったからです。また、私は話さざるを得ない環境の方が言語の習得が進むと感じていたから、という理由もあったります。

Q.研修先の街の雰囲気は?
Vichyとても長閑で静かな、自然豊かな街でした。とても大きなAllier川があって、河辺には公園やバスケットボールのコート、散歩道などがありました。登下校中に散歩しているわんちゃんとか、遊んでいる小学生くらいの子供達を見かけたりしました。全体的に学生が多かった印象があります!
Q.語学学校の雰囲気は?
CAVILAMという学校で、いろんな国籍・年齢の学生がいたけど、全体的には若かったように思います。結婚して夫婦で学校に通っている人もいた。日本人は少なめ!みんな、何かしらの目的意識を持って通学してる(就労とか)。
街の一部がキャンパスで、教室のある建物が街中に点在していたので最初はちょっと迷いました。でも歴史のある学校なので、ノウハウや教育体制もしっかりしていて、授業のレベルが合わない時も相談しやすかったです!
【1日のスケジュール】
6:30 起床
7:30 朝食
8:20 家を出発
9:00-12:00 授業
12:00-14:00 昼休み
14:00-15:30 授業
15:30-18:00 放課後アクティビティ
18:30 帰宅
19:00 夕食
22:00 就寝

Q.休みの日は何をしていましたか?
2週目は体調を崩して病床にいたのですが、1週目の週末はCAVILAMでできた友人とスイスのGenèveに一泊二日で行きました!Vichyから電車で片道5時間くらいで行けます。スイスは物価ちょっと高いけど、チーズ食べたり観光したりしました!
Q.海外研修で楽しかったこと・苦戦したことはなんですか?
楽しかったこととしては、昼食で学校の近くのパン屋さんに行ったり、カフェに行ったりしました。本場なだけあってパンもチーズもとっても美味しい!
最初の頃は全然言葉が出なくて、ちょっとしたことでもホストマザーに伝えるのが難しく、苦労しました。2週目には食中毒で大きく体調を崩したのですが、何がしんどいのか、どうしたいのかをすぐに説明できないことにもどかしさを感じました。でもそんな中で使った単語やフレーズは今でも覚えていたりします!

Q.研修前後で変化はありましたか?
街中の看板やテレビ番組も全てフランス語で、フランスに来た当初は何も分からず緊張したのですが、徐々にその環境に慣れて、大体なんて言っていて・どういうことが伝えたいのか、大まかにわかるようになってきました。
Q.最後に一言!
海外研修は行けるうちに行っておきましょう!特にVichyは日本人も少なく、学校もカリキュラムがしっかりしているのでフランス語学習にぴったりなのでおすすめです!
悩んでるよ〜って人はフランス語研究室にいつでも相談に来てくださいね🙌
Q.海外研修に参加したきっかけは?
インテンシブ4までの集大成として、そしてこれからもフランス語を続けていく決意を固めるために参加しました。元々フランスの文化・芸術・メディアにも興味があったこともあり、研究の素材探し、という目的もありました。
Q.語学学校の雰囲気は?
年齢や国境の垣根を越え、とても和気藹々としたクラスでした。最初、全くフランス語を話せなかった私の言いたいことをクラスメイトや先生は根気強く理解しようとしてくれ、最終的には冗談が言い合えるほどの関係になりました。毎週金曜日の放課後、先生を含めみんなでバルに行ったことが1番の思い出です。
【1日のスケジュール】
10:00 起床
11:00 朝食&準備
12:00 家を出る
13:00~17:00 語学学校の授業
18:00~18:30 クラスメイトと散策
19:00 帰宅
19:15~20:30 夕食
21:00 シャワー
21:30~23:00 作業時間
23:00 就寝

Q.休みの日は何をしていましたか?
家に一日籠っている日もあれば、友人と出かける日もあり色々でした。お出かけの日は、Aixにある美術館(フランスの美術館では毎月1週目の日曜日は入館料が無料になります!!)に行ったり、マルシェでお買い物をしたり、友人とランチに行ったり…最終週はマルセイユへ行き、綺麗な海や海鮮を堪能しました!
Q.海外研修で楽しかったこと・苦戦したことはなんですか?
少しずつフランス語が話せるようになる過程が楽しかったです。3週間目あたりから自分でもわかるくらいに文章が作れるようになり、どんどん意思表記ができるようになりました。語学の壁を超えたことで友人やホストファミリーとの会話も増え、色々な価値観に触れられたことも新鮮でした。
苦戦したこととしては、Aixに研修に行く同期が少なく、また、時差により日本の家族や友人とも連絡が取れず、フランスに着いた時の孤独感が辛かったです。寂しい、言いたいことが伝わらない、文化の違いに馴染めない…などで最初は殻に閉じこもってしまっていましたが、それでも気にかけてくれるクラスメイトやホストファミリーのおかげで本当の意味でフランス語・フランスと向き合うことができ、成長につながったと思っています。

Q.研修前後で変化はありましたか?
研修前は話す前に文法や単語など頭の中で考え、文章を作っていました。ですが、研修を通し、会話をする機会が格段に増えたこと、また、どうやって表現すればいいか皆目見当がつかないことも多かったため、「頭で考える前にとりあえず何か言おう」と意識するようになりました。結果的に、よりコミュニケーションも増え、きまりに縛られずに自由に会話できるようになりました。
Q.最後に一言!
えいやっ!で日本を発てば、素晴らしい世界が待っています!最初は辛いこと・寂しいことももちろんたくさんありますが、必ずそれは成長の糧になると私は思います!












